2014年2月25日火曜日

YC創業者のPaul Grahamが代表を辞めた理由と今後



LAUNCH Festival 2014のKeynoteにPaul Graham(ポール・グレアム)が登壇しました。Paulの代表辞任に関係するヶ所の要約です。

大した内容ではないですが、メモ的に残しておきます。


YCの代表を辞めた理由
→「YCはもう大きな組織になった。自分は、大きな組織を運営するのは得意じゃない、しかしSamならそれができる。」

今後のYCとの関わり方
→「オフィスアワーには行く。でも毎日ではなく週に数日程度。たぶんそれで十分。その他は何もしない。アプリケーションも読まないしインタビューも関与しない。」

今後10年でYCはなにをしていくのか
→「全てSamに任せてあるので、自分には分からない。ゆくゆくは異なる都市で開催されることになるかも。」

もう自分でスタートアップはやらないの?
→「もう決してやらない!w 自分はもうお金が必要ないから。もしお金が必要ならスタートアップは1番効率的な手段。しんどいけど。」

(TechCrunchより)

Paulの後任は、YCの第一期(2005年)に参加していたSam Altmanです。彼はYCを通じLooptというローケーションベースのプロダクトを開発し、2012年に約43億円でGreen Dot Corporationに売却しています。

Paulは「最も非凡な5人の創業者」の1人として兼ねてからSamを紹介していたようです。

※AppleのSteve Jobs,、Cypress SemiconductorのTJ Rodgers、GoogleのLarry PageとSergey Brin、Gmail開発者のPaul Buchheit、そしてLooptのSam。(6人いるやんけ…)